plankton1835の日記

日常の事とか趣味とか色々書きます。初めてのブログなんですけど、少しでも興味を持ってくださると嬉しいです、、

ヤクザと家族

今回は、先日映画館で観た”ヤクザと家族”という映画について。

主演綾野剛さん、監督は藤井道人さんという豪華タッグに加え、舘ひろしさんや市原隼人さん、磯村勇人さんという豪華共演陣!

ただこの映画を知ったきっかけは、このような豪華キャストではなく主題歌がきっかけでした。主題歌を担当したのは、kinggnuのメンバーである常田大希さんを中心に構成された音楽集団millenniumparadeというアーティストです。(もしかしたら前にブログで紹介していたかもしれません)

 

そして肝心の内容は、95年05年19年という3つの時代で構成され、社会の変容に振り回される様子をヤクザという立場から描きます。

少しネタバレも入りますが、、

主人公の賢治がライバル暴力団のメンバーを殺害し、刑務所に入れられてしまいます。14年の時を経て戻ってきた街は、何もかも変わっていました。家族のような関係性だったメンバーはほとんどがいなくなり、愛した人には「あんたが戻ってきたせいで、、」と言われます。

社会的にやってはいけないことも沢山しましが、人を愛し人に愛された賢治だったと思います。しかし社会不適合者であるヤクザは、14年でその居場所をほとんどなくしていました。

 

私たちが住んでいる国の現在の生活は、治安も良く利便性にも長けている社会だと感じます。ただ一方で、その社会に不適合だとみなされた人や集団は除外されます。ヤクザに限らず、マジョリティとは反対の意見をネットで発信すると、大きなバッシングに会うでしょう。多種多様な人たちという言葉の裏には、社会性をもった人という言葉があると思います。もちろんそうすることで、今のような秩序のある社会になっているわけではありますが、、

この映画をみて、自分も含めた多くの人がもつ排他的思想については考えさせられました。

自分は、最後のシーンとエンディングの曲で号泣してしまいました。

気になった方は、ぜひ観ていただきたいです。

ではまた