plankton1835の日記

日常の事とか趣味とか色々書きます。初めてのブログなんですけど、少しでも興味を持ってくださると嬉しいです、、

コンビニ

今回は、コンビニについて

先日”コンビニの闇”という本を読んだので、その感想を述べさせていただけたらなと思います、、

 

この本はコンビニの現状に焦点を当てた作品です。タイトルからもわかるように、現在のコンビニはかなりブラックな環境下にあります。その背景には、フランチャイズという経営法とコンビニ特有のコンビニ会計という仕組みが大きく関係しているのではないかと感じました。まずフランチャイズというのは、簡単にいうとオーナーになりたい人(経営未経験が多い)に対し、企業が経営法やそのブランドなどのフォーマットを提供する事です。その見返りとし、利益の一部が本部に入るという仕組みになります。次にコンビニ会計についても簡単に。本部が負担する仕入れ額には売れた商品しか含まないという会計法です。つまり廃棄分は店舗負担になります。また、この仕入れに対しても本部は口を出し、ロスを出させるように過度な量を仕入れさせます。そうした方が本部の利益になるからです。また値下げ商品の販売を制限したり、近くのエリアに同じ会社の店舗を出したりと、店舗側にとってはかなりダメージになることをされます。いずれも理由の一つには、本部の利益につながるという点があると思われます。お分かり頂ける通り店舗と本部の関係性は、大きな上下関係にあると思われます。コンビニ以外の外食チェーンもこのフランチャイズを用いてる会社は多いですが、中でもコンビニは店舗負担が大きい業態みたいです。さらに様々なサービスを扱うようになってきているため、労働量だけ増えて人が足りない状態が続いているみたいです。

 

過去にバイト経験があり、普段よく利用する自分からするとかなり衝撃を受けると共に、どこか納得もする内容でした。現代の一つの大きな問題として、覚えていただけたらなと思います。

ではまた